応用力問題の研究<公衆栄養学>

国試分析第5回目!これまでの4回は→こちらからご確認ください。
今回も、前回に続いて応用力問題について解説していきます。

前回は触れませんでしたが、国家試験は出題基準(ガイドライン)に基づいて制作されています。
このガイドラインは、実は厚生労働省のホームページでも公開されています。
そして、その中にとても大事なことが書かれています。

▼ 管理栄養士国家試験出題基準改定検討会 報告書

 引用元:http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000075487.pdf

引用元:http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000075487.pdf

 

2015年2月に公開されたこの資料の中で、応用力問題については「社会・環境と健康、公衆栄養学を中心とする5問と、人体の構造と昨日及び疾病の成り立ち、臨床栄養学を中心とする5問」を含めると明記されています。

実際、昨年の試験でも以下の通り、「社会・環境と健康」「公衆栄養学」あわせて5問、「臨床栄養学」5問が出題されています。今週末の試験でも、応用力問題20問のうち10問は、上記の内容が出題されるとみてよいでしょう。

さて、前回は「社会・環境と健康」の出題についてみてきましたが、今回は「公衆栄養学」に注目していきます。
公衆栄養学は、過去3年間で5問が出題されています。昨年(16198-16200)は初の3連問として出題されましたが、各問題を解くための知識につながりがあり、まさに応用力を問われる難問だったといえます。実際に問題と解説をみていきましょう。

 16198-16200の解説。QB2017p903-904に掲載。

16198-16200の解説。QB2017p903-904に掲載。


なかなかハードですね。
もう2問、一昨年の15191と15192の問題と解説もみていきましょう。

 15191-115192の解説。QB2017p87-88に掲載。

15191-115192の解説。QB2017p87-88に掲載。

15191については「社会・環境と健康」の内容ですが、いずれにせよ公衆栄養学との関連が深いことが分かりますね。それぞれの問題を比べてみると、より深いアセスメント能力が求められるのは16198-16200といえると思います。


公衆栄養学における応用力問題は、ある程度出題される範囲は決まっているので、残り時間を考えると、ひたすら何度も解き直して自信をつける、というのが良いのかな、と思います。
明日は臨床栄養学についてご説明する予定です。あと6日!頑張っていきましょう☆


 

KAZU ONITAMM