【不定期掲載】国試分析と方向性 vol.1

 

来年の管理栄養士国家試験(国試)は3月4日(日)に決まりましたね。例年、国試は3月の第3もしくは第4日曜日に実施されていたので、約二週間ほど早まることになります。受験生にとっては準備期間が短い分、早めの対策が必須となります。

メディックメディアでは毎年国試を分析していますが、昨年より実施している「みんなの解答」をもとに受験生の得点率も把握し、書籍の質向上に役立てております。この得点率から、合格者と不合格者との間にどのような差があるのか、考えていきたいと思います。

☆差がつくのは「社会・環境と健康」「人体の構造と機能および疾病の成り立ち」「基礎栄養学」

以下の表は、2017年3月に行われた第31回国試における、合格者(789人)と不合格者(104人)との得点率の比較です。母数にバラつきがあることを前提とした上で正答率を見ていくと、特に差がつくのが「社会・環境と健康」と「人体の構造と機能および疾病の成り立ち」、「基礎栄養学」であることがお分かりいただけると思います。

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合格者は、全体的に大きな穴が見当たらず、各科目で6割以上の正答率を挙げています。一方、不合格者は正答率4割台の科目が多く、これらの科目が足を引っ張っていると言えます。
特に、「人体〜」や「基礎栄養学」は、勉強をすぐに得点に結びつけるのが難しい科目ですし、何しろ焦って勉強しても面白さが分からない内容です。

いかにこれらの分野を得意科目にできるかが、合格を左右します。
特に基礎栄養学、とても面白い内容だと思うので、早めから取り組んでおきたいですね。

今後も定期的に国試情報をお伝えしますので、よろしくお願いします!

KAZU ONITAMM